ロンドン観光の絶対的なハイライトといえば、バッキンガム宮殿の「衛兵交代式(Changing the Guard)」。
しかし、いざ行ってみると「人が多すぎて何も見えなかった…」と後悔する声が非常に多いのも事実です。伝統の儀式を最も綺麗に、そして大迫力で楽しむためには、事前のルート選定と、現地を訪れたからこそ分かる「リアルな混雑対策」が鍵を握ります。
今回は、宮殿前での儀式を特等席で眺めつつ、終盤のダイナミックな行進まで余すことなく堪能できる「イチ押しの王道ルート」と、失敗しないための必須アイテムを徹底解説します。
衛兵交代式の基本情報とスケジュール
まずは基本のスケジュールと概要です。
- 開催日: 通常は隔日(月・水・金・日など。時期により変動するため、必ず事前に公式サイト「Changing the Guard」を確認してください)
- 時間: 午前11:00から宮殿前での式典がスタート(後進が10:45くらいに宮殿に向かうための行進が始まります)
- 料金: 完全無料
特にウィンスター城と勘違いする方もいるので、しっかりとバッキンガム宮殿の予定を確認しましょう。
https://www.householddivision.org.uk/changing-the-guard-calendar
これが正解!最も見栄えが良い「王道おすすめルート」

せっかくの衛兵交代式、最も美しく見応えのある瞬間を網羅するなら、以下の「宮殿前陣取り ➔ ザ・マル(The Mall)移動プラン」がベストです。
① 【前半】バッキンガム宮殿の「柵の前」で特等席を確保
式典の前半は、何と言ってもバッキンガム宮殿の正面にある「鉄柵の真ん前」が最大の特等席です。門のすぐ目の前を確保できれば、宮殿の敷地内で行われる新旧の衛兵による張り詰めた交代の儀式を、遮るものなく視界に収めることができます。
ちなみに私はこの後の予定があり、早く退散するために、交代式は少し遠めで見ていました。今思えば、時間的にも余裕があったので、見ればよかったです。。。

② 【後半】式典終了後に「ザ・マル(The Mall)」へ素早く移動
宮殿前での交代式を見届けたら、すぐに宮殿へと続く一本道「ザ・マル」の沿道へと移動します。式典の終盤、大役を終えた古い衛兵(Old Guard)や軍楽隊が宮殿の門を出て、堂々と行進(パレード)しながらザ・マルを通り抜けていきます。宮殿前の混雑から一歩抜けて沿道に回ることで、風を切る足音や楽器の響きをすぐ目の前の大迫力で体感できます。
行き方ですが、道路が封鎖されていますので、ヴィクトリア記念堂を一周してバッキンガム宮殿の北側(地図上で)に抜けて回り込んでください。
The Mallには歩行者用信号がありますが、パレード中は通行止めとなっております。
【超重要】現地で分かった!過酷な混雑のリアルと対策
「2時間前に行けば余裕で最前列が取れるだろう」ーーそう考えているなら要注意です。現地の混雑は想像を絶します。
2時間前でも「最前列」はすでに埋まっている
宮殿前とビクトリア記念碑の間に開始2時間前に到着しても、宮殿の柵前の一列目はすでに観光客で埋め尽くされているのが現実です。もし完全に遮るもののない鉄柵の最前列(1列目)を死守したい場合は、2時間以上前からの超早期の場所取りが必須となります。
ただ、私が場所をとったヴィクトリア記念碑とバッキンガム宮殿の間は2時間前でも空いていました。正しく時間を見ていたわけではありませんが、1時間前には結構人がいた記憶です(ヴィクトリア記念碑側も)

現地へ行く前に用意すべき「3つの必須アイテム」と注意点
- 折りたたみ椅子(簡易チェア): 2時間を超える待ち時間は完全な長期戦です。体力を温存するためにも、軽量の折りたたみ椅子があると非常に重宝します。
- 自撮り棒(セルカ棒): 2列目以降になってしまった場合、人の頭越しに撮影することになります。腕を伸ばし続けるのは限界があるため、自撮り棒は必須アイテムです。高めの位置からアングルを確保しましょう。
- 宮殿内の「大きな看板」に注意: 場所選びのトラップとして、宮殿敷地内に設置されている大きな案内看板があります。陣取る位置によっては、この看板が死角となり、交代式の肝心な全容が見えなくなってしまうケースがあるため、場所を決める際は「看板が視界を遮らないか」を必ず確認してください。

こちらの写真がザ・マルに移動後撮ったものです。丁度晴れてくれたこともあり、かなり映える写真を撮れ、大満足です。

無駄なく回る!おすすめの攻略タイムライン
王道ルートをスマートに実行するためのモデルスケジュールがこちらです。
09:00前|バッキンガム宮殿前に到着(最前列狙いの場合) 鉄柵の最前列を狙うなら、2時間以上前の到着を目指して折りたたみ椅子を持参して待機します。
11:00|式典開始 新衛兵が入場し、宮殿の敷地内で厳粛な交代儀式が執り行われる様子を間近でじっくり鑑賞します。
11:25|ザ・マル(The Mall)の沿道へ先回り 交代式が終盤に差し掛かったら、宮殿前を出てザ・マルの沿道へとスムーズに移動します。
11:30|大迫力の退場行進を見届ける 宮殿の門から一斉に出てくる衛兵と軍楽隊のダイナミックな行進を、ザ・マル沿いのベストアングルで捉えます。
2026年7月では、以下のような順番・ルートで行進していました。(※画像はグーグルマップマップをベースにAIで作成)


もう一つの選択肢:Captain’s Inspection
もし「宮殿前の大混雑を少し避けたい」「違った角度から儀式を見てみたい」という場合の選択肢として、宮殿内で行われる「キャプテンズ・インスペクション(Captain’s Inspection:隊長による検閲)」を狙うルートもあります。
概要: 午後15:00〜15:30の間に宮殿内で実施される事前検査です。これから任務に就く衛兵たちが、服装や装備に乱れがないか隊長から厳しいチェックを受けます。
見どころ: 検査の最中には、軍楽隊による素晴らしい生演奏が行われます(※このタイミングでの行進はありません)。ピシッと整列した衛兵たちの緊迫感と、美しい音楽を同時に味わえる隠れた候補の一つです。

まとめ:事前のルート計画と準備でロンドン最高の思い出を
バッキンガム宮殿の衛兵交代式は、ただなんとなく宮殿に向かうだけでは人混みに圧倒されて終わってしまいます。
「宮殿の柵の前で儀式を見る → 先回りしてザ・マルで行進を間近で拝む」という黄金ルートを頭に入れ、2時間前でも油断できない混雑への「装備(椅子・自撮り棒)」を整えておくこと。これだけで、伝統的な規律の美しさとパレードの華やかさを両方完璧に楽しむことができます。ぜひ万全の準備で、ロンドン最高の瞬間を特等席から体感してください!

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