イタリアはヨーロッパの中で私が最も行きたかった国で、その中でも水の都ことベネチアまたはベニスは絶対に行きたい都市でした。1週間じゃ足りないくらい見どころ満載のイタリア旅行ですが、ベネチア、フィレンツェ、トリノ、ピサ、ミラノに行ってきました。
今回はベネチアについて紹介させて頂ければと思います。
・ベネチアの行き方を知りたい
・イタリア旅行の費用
・ベネチアのおすすめ観光スポット知りたい
・ベネチアの魅力を知りたい
・イタリアに卒業旅行行きたい
各都市は以下のように日程で滞在していました。
- ベネチア 3日
- フィレンツェとピサ 1日
- トリノ 1日
- ミラノ 1日
ベネチアの行き方
ベネチアへの行き方は大きく分けて2通りあります。
- ミラノ空港から電車移動
- ベネチアマルコポーロ空港から船で移動
私はミラノ空港に到着したため、ベネチアまでに電車で移動しました。飛行機の都合上ミラノの方が便利だったためミラノでの発着にしました。
電車は2種類あります。ItaloとTrebitaliaです。オンラインで事前に予約することでスムーズに移動できます。結構イタリアの電車も快適です。出発地は「Milano Centrale」、行き先は「Venezia Santa Luica」です。
最安値は21ユーロ(約2,800円)ですが、これは乗り継ぎが1回発生する値段です。異国の地で乗り継ぎするとミスした後が大変なので乗り継ぎなしをお勧めします。以下サイトはヨーロッパの交通関係の予約を日本語で出来ますのでよかったらご利用ください。
Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索ItaloもTrebitalia乗り継ぎ無しの直通は45ユーロ(約6,000円)です。電車にはエコノミー、ビジネスクラスなど選択することが出来ますが、席の広さなどが変わります。普通のエコノミーでも十分快適でした。
移動時間は約2時間半です。駅に到着して降りるとすぐ運河が見えます。下の写真が駅の真ん前になります。
ベネチアで行くべき&食べるべきスポット
ベネチアのおすすめレストラン
お洒落な国のイタリアですが、ベネチアで料理を食べるなら運河の近くのレストランがオススメで、基本的には外れがありません。観光地価格なので少し高いですが、特にこだわっていない人はリアルト橋周辺やベネチア駅の向かい岸にあるレストランなどがオススメです。到着時は腹ペコですぐ食べたかったため、運河沿いならどこでもいいと思い、利用しました。
その中でも特にオススメなので以下の2つのレストランです。地元のイタリア人にも超人気店で値段も観光地価格ではありません。行列が出来ているので待つ必要がありますが、それでもオススメです。観光の時間に余裕があれば行ってみてください。
Osteria Trattoria Al Nono Risorto
「Osteria Nono Risorto」は古くからあるレストランでベネチアの名物料理を提供しています。ピザにパスタともちろん美味しいですが一番印象に残っているのは自家製ティラミスです。
夜に行ったためテラス席での食事が出来ませんでしたが、テラス席は非常に人気のようです。
リアルト橋から徒歩5分程度で行けるのでアクセスの利便性もいいオススメなレストランです。
Osteria Bancogiro
リアルト橋周辺にはイタリア料理がよりどりみどりです。そんな中でおすすめなのが老舗のバーカロ兼トラットリア。市場で手に入る地域の食材を使ったベネチア料理が食べることができます。また、大運河側のテラスで食事も可能ですぐ横のリアルト橋を食事ができます。
ロケーションバッチリのイタリアンレストランですね。
ランチから夕食までは、どの時間も利用客が多く、ベネチアらしい雰囲気が味わえます。ただ観光地価格ということもあり、やはり値段は高かったです。それでもこのベネチアのリアルト橋を見ながら食事が出来るレストランは限られているため外せません。
値段が高かったため、ビールとチーズプラッターのみ注文しました。赤ワインが飲めたらいいのですが、あまり得意ではないのとこの後も観光する予定だったため、ビールに落ち着きました。
Osteria alla Staffa
この「Osteria alla Staffa」はベネチアの中でも静かな地区にある、小さなレストランなんだ。暖かい雰囲気と親切なサービスがとても素敵な場所だ。テーブルと席の数は少ないから、早めに行くか予約をした方がいいだろう。必要であればホテルのレセプションで予約をお願いすればいいよ。
このレストランのアンチョビ、サーモンとシーバス(スズキに似た魚)の前菜(イタリア語でantipasto misto di pesce(アンティパスト ミスト ディ ペッシェ))はファンタスティックだよ!また、新鮮な魚やパスタのメインディッシュも素晴らしいんだ!
このレストランの料理は全て新鮮で調理も素晴らしいものだし、ハムの前菜(antipasto di salumi(アンティパスト ディ サルミ))もめっちゃ美味しいよ!本当にオススメだ!
下の料理はイタリア語でantipasto misto di pesce(アンティパスト ミスト ディ ペッシェ)と呼ばれるアンチョビ、サーモンとシーバスの前菜料理です。ベネチアでは日本同様新鮮な魚介類が食べられます。
ベネチアの定番観光スポット
イタリアにあるベネチア(ヴェネツィア、ベニス)と言えば、水の都として有名ですよね。水に浮かぶ都市はワンピースのウォーターセブンが真似るほど素敵な街です。一度は行きたいと思っている方も多いと思います。
そこで今回は、ベネチアのおすすめ観光スポットをまとめました。
初めて行く方におすすめの観光名所ばかりです。
この記事を参考にして頂き、卒業旅行や新婚旅行の計画を立ててバッチリリサーチしてください。
カナル・グランデ
“水の都”の名の通り、街には大小150以上の運河が張り巡らされています。その中でも最大のものが、大運河「カナル・グランデ」と呼ばれ、ベネチアの年を上空から見ると、大きくS字に流れる運河があることがわかります。ベネチアの運河の象徴と呼ばれる場所です。写真がリアルト橋をくぐった後に見えるカナルグランデです。
リアルト橋
ベネチアの市内に架かる橋の中で最も美しいとされるのが、街のシンボルである「リアルト橋」です。全長は、カナル・グランデに架かる4つの橋の中でも最大規模の約48m。13世紀に建設された当初は木造の跳ね橋でしたが、現在の姿は、16世紀に火事で崩壊後に大理石造りで架け替えられたもので、世界遺産「ヴェネツィアとその潟」の構成要素の一つとなっています。
カナルグランデ最古の橋で、設計の一部にミケランジェロが携わっていることは有名な話です。そして採用されたのはアントニオ・デ・ポンテです。
ベネチアでショッピングを楽しむならリアルト橋からサンマルコ広場までの1本道がおすすめです。リアルト橋上には露店が並び、橋の周辺には買い物する場所が複数あり、お土産には困りません。
サン・マルコ広場
世界で最も美しいと言われるサン・マルコ広場にはベネチアの定番観光スポットが凝縮されています。サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館や時計塔など、歴史的かつ美術的価値のある建造物に囲まれています。
サン・マルコ広場をぐるりと囲む回廊を含めた大部分が、大理石で出来ていますが、かつてこの広場は、ヴェネツィア共和国の政治経済の中枢として機能していたからと言われています。現在では街を代表する観光名所として人々に親しまれ続けています。
一番高い建物は鐘楼です。一番上まで上がることが出来ますが、ピークのサマーシーズンはどこも行列必須です。私は登りませんでしたが、ベネチアのパノラマビューを一望できるため出来たら登りたかったです。
ため息橋
この嘆きの橋と呼ばれる通路はドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋です。夕方にため息の橋の下でキスをした恋人は永遠に結ばれると言われています。ゴンドラで街を散策する場合、必ず通る名スポットですが、このロマンティックなストーリーとは別に名前の由縁があります。
なぜため息橋と呼ばれたかというと牢獄に繋がっていることから収監される囚人がここの窓から美しいベネチアの景色を見て嘆き、ため息をついたということからだそうです。ドゥカーレ宮殿のツアーでは橋の中を通ってカサノヴァの独房の見学をし、囚人が見たように窓から外の景色を眺めることができます。
ドゥカーレ宮殿
運河に面して建つこの壮麗な建物は、7世紀末期から1000年以上にわたって栄華を誇ったベネチア共和国の総督邸兼政庁です。
サン・マルコ寺院
ベネチアで最も有名な寺院であり、世界遺産にも登録されています。注意したいのは寺院内部では写真撮影は禁止です。(バルコニーからの景色の撮影は◎)さらに、飲食、肌の露出なども禁止となっているので、マナーを守るようにしましょう。夏に観光に来る人が多いと思いますので、太ももや肩が思いっきりでているお洋服だと入場することができないため、ミニスカートやショートパンツは入場不可となりますのでご注意ください。
ムラーノ島
伝統的工芸品ヴェネチアン・グラスの職人が多数いるムラーノ島、ヴェネチアン・グラスの工房がより取り見取りでどれも素敵なグラスばっかりです。職人の手造りによって作られたヴェネチアン・グラスは唯一無二のデザインです。ちょっと違うものは作れるが全く同じもの(特に色)は作ることが出来ません。鉛を含まないソーダ石灰を使用し、鉱物を混ぜることで色鮮やかなガラスが生まれます。
興味のある人は偽物もあるのでご注意ください。
ヴェネチアン・グラス以外にも7世紀に建てられた「サンティ・マリア・エ・ドナート教会」とベッリーニの祭壇画が有名な「サン・ピエトロ・マルティーレ教会」と折角来たら見るべき観光スポットがあります。
ブラーノ島
カラフルな街並みで絶景スポットがどこにでもあるブラーノ島は漁業やレース編みが盛んな島です。
街がカラフルなのには理由があります。それはブラーノ島は霧が出やすい地域であり、海に出た漁師が帰って来た際に家をすぐに見分けられるように独自にペイントしたからと言われています。
元々は漁業が盛んだったことから魚の網作りの技術が優れていましたが、それが発展してレース編みが普及しました。島の伝統を伝えるレース博物館もあり、伝統的な技術が今もなお用いられています
1時間ほどで島を1周できるくらいの広さですが見どころは何と言ってもどこの景色もフォトジェニックなポイントがそこら中にあることです。全く飽きません。
自分だけの絶景ポイントを見つけてください。
トルチェッロ島
ヴェネツィア人が最も古くから住み始めたと知られているトルチェッロ島です。古代ローマ帝国時代の雰囲気が残っており、名物の悪魔の橋と呼ばれる「ポンテ・デル・ディアーヴォロ」は亡くなった恋人を生き返らせるために悪魔と契約を結んだという伝説が残る橋です。
他の島と比べて観光客含め人が少ないため、人混みに疲れた際には穏やかな雰囲気で癒されます。
リド島
ベネチア国際映画祭の開催地でもありリド島は閑散期のときには破格の値段にホテルに泊まれると聞いています。
イベントはないときはのどかな雰囲気の中ビーチなどで優雅な時間を過ごすことができます。
ベネチアはどこもサンセットを撮る際に人という障害物が多いですが、ここリド島ではそんな心配は全くいりません。少し本土ベネチアから距離はありますが、サンマルコ広場からなら15分前後で到着します。
ベネチア内の移動方法
移動場所が川の反対だけ短い場合にはゴンドラに乗るのもありですが、基本的にゴンドラは高額のため私はおすすめしません。ツアーで乗った方が金額的にはお得です。
水上バスのヴァポレットによる移動がメインになります。
ヴォポレットの乗車料金は片道7.5ユーロ、往復13ユーロですが、1日券や3日券など購入すればよりお得に乗ることが出来ます。ちなみに私は3日券を購入しております。
1日券 | 21ユーロ(3,000円) |
2日券 | 30ユーロ(4,300円) |
3日券 | 40ユーロ(5,700円) |
7日券 | 60ユーロ(8,600円) |
乗船時には青色の機械が船乗り場にあるためそこにカードを読み取るだけと簡単です。スタッフがいないように思えるかもしれませんが、私服警官が巡回しておりますのでせこいことを考えずにきちんと購入しましょう。
インターネットの公式サイトからも購入が可能ですが、最近ではアプリで購入も可能のようです。
まとめ
ベネチアに行きたくなりましたか?
次に行くなら仮面カーニバルに行きたいなと思っています。メインの観光地はもちろんですが、色々な場所に自分だけのお気に入りスポットを見つけることもベネチアでは出来ます。
私はブラーノ島とムラーノ島にハマり、ムラーノグラスに関して1日ガラスを物色して買い物をする行程に変更してしまったくらい惹かれてしまいました。
最終的に2つ購入し、今でも大事にとっています。
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もしその際にLCC(格安航空会社)を使用する場合には落とし穴がたまに存在します。結果として航空券を高額で購入してしまっては何のために格安で手配しようとしているか分からなくなってしまうため、注意が必要です。注意点を簡単にまとめた記事も合わせて読んでもらえると嬉しいです。
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